きもとblog
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常識が非常識になる瞬間(とき)

2021年01月26日

社長の木元(哲)です。


雨の切れ目を見たことがありますか?

急に雨が降ってきて真上を見上げると雨雲、でも振り返ってみると青空。
「常識が非常識になる」瞬間もいつの間にかやって来て、意識しないと気付きません。

最近そのことをより意識するようになりました。例えば、
・働き方。昭和の「24時間働きますか?」というタフな働き方は今では褒められない。
・環境問題。買い物でビニール袋を使うという常識は非常識に変わりつつある。
・個人情報。住所録を作成して配布することは今や御法度である。

裏で大きなパラダイムシフトが起きているのに、疑問に感じないで自然に受け入れているという事が
実は結構多いのではないかと思います。

まさに‟人間の特徴は「可塑性」であるという言葉が思い出されます。

「感染症の日本史」(著:磯田道史氏)という本を読みました。

日本書紀でも様々な感染症の流行の記述が見られます。
江戸時代から昭和に入っても感染症は人々の身近に存在するものでした。
天然痘、水疱瘡、コレラ、腸チフス、結核、流行性感冒(インフルエンザ)。

治療薬もワクチンもない時代、人は感染症に無力だったので、あれこれ疫病封じの「まじない」を考え出しました。
京都祇園祭など日本各地のお祭りも疫病封じの「まじない」を起源とするものが多いとのこと。

日本人には、「疫病は疫病神がもたらすもので、人間が疫病神を歓待すれば疫病神が人間に感染免除をしてくれる」
という共生の思想があったのです。

「感染症と共生する」という日本人の常識は、医学の進歩とともに、感染症は「撲滅する」ものになり、
「共生する」という考え方はいつの間にか非常識に変わっていきました。

ところが、未知の感染症に襲われている現在、withコロナという言葉があるように、
また「感染症と共生する」という常識に変わっていくのかもしれません。
その際には、感染症と共生するのが常識だった時代の日本人の知恵が参考になるのではないかと思いました。

今世界で起きている様々なことを、世の中の常識、非常識の価値観に捉われないで改めて眺めてみると、案外違った側面が見えてくるのかもしれません。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感染症の日本史

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