入稿方法
印刷データの入稿方法
PDFでの入稿
PDF形式で印刷データをご入稿頂く場合は下記を参考にPDFを作成し、メール等でお送りください。
既存ストレージサービスでの入稿
既存のストレージサービス(宅ふぁいる便、firestorageなど)を利用されている場合は、ダウンロード先、ダウンロード方法などを明記し、営業担当者宛にメールにてご連絡ください。
デザイン会社様、制作会社様などを経由してご入稿いただく場合は、当社営業担当者にご入稿担当者様の連絡先をお伝えください。その後は当社で対応させていただきます。
ストレージサービスをご利用でない場合は、当社のFTPサーバーをご利用いただけます。
その際は、当社からメールにて利用方法のご案内をさせていただきます。
記録媒体での入稿
メールやストレージサービスなどのオンラインでのご入稿ができない場合は、記録媒体でのご入稿も受け付けています。
当社担当営業によるお預かりまたは郵送にてデータを記録した媒体をご入稿ください。
対応媒体
DVD、USBフラッシュメモリ、HDD等
対応データ形式
当社は以下のデータ形式でのご入稿に対応しています。
掲載されていないファイル形式については、動作確認を行いますのでご相談ください。
確認済みのファイル形式
- Illustrator(.ai)
- InDesign(.indd)
- PDF(.pdf)
- 画像データ:JPEG(.jpgまたは.jpeg)、Photoshop(.psd)、TIFF(.tif)
- Word(.doc)
- Excel(.xls)
- Power Point(.ppt)
IllustratorでのPDF/X-4書出し方法は次の通りです。
※事前に、仕上がりサイズとアートボードが一致するようにドキュメントを作成する必要があります。
※下記手順はAdobe Illustrator CS6を使用しています。
※あくまでも当社のワークフローに合わせた設定です。他社の推奨するものとは異なる場合がございます。
手順1
メニューバーの「ファイル」から「別名で保存」を選択し表示されるダイアログ下部で、ファイル形式:Adobe PDFを選択し保存ボタンをクリックします。

手順2
下記のような「Adobe PDFを保存」ダイアログが開くので、「一般」のAdobe PDFプリセットで[PDF/X-4:2008(日本)]を選択します。

手順3
「圧縮」ではそれぞれ次のように選択します。
カラー画像
ダウンサンプルしない、圧縮:自動(JPEG)、画質:最高
グレースケール画像
ダウンサンプルしない、圧縮:自動(JPEG)、画質:最高
白黒画像
ダウンサンプルしない、圧縮:CCITT Group 4

手順4
「トンボと断ち落とし」ではそれぞれ次のように選択します。
トンボ
チェックボックス入り:トンボ・レジストレーションマーク、種類:日本式、太さ:0.25pt
裁ち落とし
天地左右:3mm

手順5
「出力」ではそれぞれ次のように選択します。
カラー
カラー変換:変換しない
PDF/X
出力インテントのプロファイル:Japan Color 2001 Coated

手順6
「詳細設定」ではそれぞれ次のように選択します。
フォント
サブセットフォントにする:100%

手順7
「セキュリティ」では特に設定していただく項目はありません。

手順8
「設定内容」でも特に設定していただく項目はありませんので、そのまま「PDFを保存」ボタンをクリックします。

手順9
書出されたPDFをAdobe AcrobatまたはReaderで開きテキストやオブジェクトに異常がないか確認します。
以上がIllustratorでのPDF/X-4の書出し手順になります。
また仮に異なる仕様になっていたとしても、とりあえずPDF形式でご入稿いただければ、以降のワークフローにおいてチェック(プリフライト)、自動変換(フィックスアップ)することも可能な場合がございますので、当社制作スタッフにお任せください。
PDF/X-4の作成方法
〜InDesign編〜
InDesignでのPDF/X-4書出し方法は次の通りです。
※下記手順はAdobe InDesign CS6を使用しています。
※あくまでも当社のワークフローに合わせた設定です。他社の推奨するものとは異なる場合がございます。
手順1
メニューバーの「ファイル」から「書き出し」を選択します。

手順2
表示されるダイアログ下部で、形式:Adobe PDFを選択し、保存ボタンをクリックします。

手順3
下記のような「Adobe PDFを書き出し」ダイアログが開くので、「一般」のPDF書き出しプリセットで[PDF/X-4:2008(日本)]を選択します。
また、「ページ」はすべてにチェックを入れます。

手順4
「圧縮」ではそれぞれ次のように選択します。
カラー画像
ダウンサンプルしない、圧縮:自動(JPEG)、画質:最高
グレースケール画像
ダウンサンプルしない、圧縮:自動(JPEG)、画質:最高
モノクロ画像
ダウンサンプルしない、圧縮:CCITT Group 4
その他
チェックボックス入り:テキストおよびラインアートの圧縮、画像データをフレームにクロップ

手順5
「トンボと断ち落とし」ではそれぞれ次のように選択します。
トンボとページ情報
チェックボックス入り:内トンボ・外トンボ・センタートンボ、種類:丸付きセンタートンボ、太さ:0.07mm
裁ち落としと印刷可能領域
裁ち落とし:天地左右:3mm

手順6
「色分解」ではそれぞれ次のように選択します。
カラー
カラー変換:カラー変換なし
PDF/X
出力インテントのプロファイル:Japan Color 2001 Coated

手順7
「詳細」では次のように選択します。
フォント
サブセットフォントにする:100%

手順8
「セキュリティ」では特に設定していただく項目はありません。

手順9
「概要」でも特に設定していただく項目はありませんので、そのまま「書き出し」ボタンをクリックします。

手順10
書出されたPDFをAdobe AcrobatまたはReaderで開きテキストやオブジェクトに異常がないか確認します。
以上がInDesignでのPDF/X-4の書出し手順になります。
また仮に異なる仕様になっていたとしても、とりあえずPDF形式でご入稿いただければ、以降のワークフローにおいてチェック(プリフライト)、自動変換(フィックスアップ)することも可能な場合がございますので、当社制作スタッフにお任せください。