
カラーマネジメントシステム
独自のカラーマネジメントシステムを駆使し、
色のマッチングを実現します
高品質な印刷物をつくるためには、「色校正(プルーフ)」と「最終印刷物」との色の差異を解消する事は重要なテーマです。
私たちは、「高度なカラーマッチングフロー」「設備の徹底管理によるマッチング品質の安定化」「ハイエンドなカラーマッチング設備」によって構築された独自のカラーマネジメントシステムを駆使し、「色校正(プルーフ)」と「最終印刷物」との色のマッチングを実現することで、色に関するお客様の不安を解消します。
カラーマネジメントシステムとは
カラーマネジメントシステムとは、スキャナやデジタルカメラなどの入力デバイス、モニタやプリンタなどの出力デバイス、印刷機による印刷といった印刷物作成の工程において、色のマッチングを管理するためのシステムです。

カラーマネジメントシステムの運用で、各工程での色に関連する様々な要因を管理
高度なカラーマッチングフロー
印刷物の製造ワークフローでのミスマッチングを回避するため、弊社が独自に構築したマッチングフローで事前に自社設備の調整を行っています。

マッチング品質の安定化を実現するため、機器のアップデートや機器のメンテナンスなど設備の徹底管理を行っています。

プリプレス(組版・制作)の管理
- 入稿データをシステムに合わせて変換(RAW,TIFF,JPEG,EPSなど)

ハイエンド・カラープルーフシステムの管理
- 自動測色器によるキャリブレーション
- コート紙、マット紙の選定

印刷設備の管理
- 印刷機のメンテナンス徹底
- 色調管理装置(MCCS-II)での管理
→濃度、ドットゲイン、トラッピング、スラー、ダブリ、グレーバランス
ハイエンドなカラーマッチング設備
当社には、マッチング品質を実現するハイエンドな設備を保有しています。

ハイエンド・カラープルーフシステム
- 10色インキ搭載の大判インクジェットプリンタでオフセット印刷本機の色調をシミュレート
- 広色域インキの色再現域をカバー
- 最大出力解像度1440dpi

Computer to Plate(CTP)
- 安定した網点再現と印刷時見当精度
- ワークフローRIPと連携し異なる版サイズも自動給版
- 毎時43版の出力が可能なプレート出力機を2機

ワークフローRIP
- カラーマネジメントフローの心臓部
- カラープロファイルの適正運用により印刷本機とカラープルーフシステムを一元管理
- APPE搭載(PDF/X-4での運用)で透明効果の処理も正確
- 高精細スクリーニングモジュール演算機能搭載

高精細スクリーニング
- 絵柄を構成するドット(網点)をより小さく鮮明に。
- XMスクリーニング240線(標準的な印刷物のスクリーン線数は1インチあたり175線)
- FMスクリーニング21μm

充実のカラー印刷設備
- カラー印刷機5台
- 色調管理装置(MCCS-II)
- ワークフローRIPからPPF(Print Production Format)を受け取り印刷機を制御
- ファンアウト軽減装置、当て飛び、2枚通し検知機能など高精度の印刷を実現する機能