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きもと社員Blog

木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

シリーズ「中学・高校時代のクラブ活動の想い出」Vol.11

2022年05月20日

こんにちは
制作部のユキです!

私は中学高校ともに美術部でした。
特に中学時代の部活動は今後の進む道を決めてくれた大切な存在なので、今回は中学時代の話をしていきます!

話は部活動に入る前まで遡ります。
私は小学校高学年の頃から既に芸術分野に興味がありました。
テレビ番組「美の巨人たち」を観たり芸術系の本を読むのにハマっていた私は、そこで紹介されていた画家達の絵を真似て描くことを趣味としていました。

図工の時間には覚えたての抽象画に影響されて、抽象的な絵を描き自信満々で先生に提出したところ、ちゃんと描きなさい!と叱られて落ち込んだこともありました。
まあ、見よう見まねで描いた抽象画なんてただの落書きにしか見えないですからね笑

また、もう一つ絵を描く影響を受けたのは、小学6年生の頃に生まれて初めて観に行った美術館の企画展「レンブラント展」で作品を観たことです。
レンブラント・ファン・レインは「光と影の魔術師」と言われるほど陰影の描き方に長けた画家で、『夜警』はレンブラントの代表作として著名な作品の一つです。
私がその展示会の中で特に心奪われたのは銅版画の作品でした。近づくと一本一本の線なのにそれらが折り重なって写真のような精密な像を作り出していることに感動を覚えました。
しかし、その当時銅版画で作られた作品とは気づかずペンで精密に描かれたものだと思っていた私は、レンブラントの作品を真似て黒ペンで線を一本一本地道に重ねて本物そっくりに描くことに夢中になっていきました。

そんなクセの強い小学生だった私ですが、中学校では美術の先生が私のペン画を見て良いじゃない! と褒めてくれました。
褒めてもらえると嬉しいもので、即美術部に入部しどんどん絵を描くことにのめり込んでいきました。
ペン画以外にも文化祭前には美術部全員でルネ・マグリットや岡本太郎の作品を模写して展示したり、人物写生コンクールで金賞をいただいたり、環境ポスターや選挙ポスターを描いて選んでいただいたり...この3年間の経験で絵を描く幅がたくさん広がったと思います。

また、交友関係でもこの3年間で美術部の顧問の先生とかなり親しくなりました。
このコンペに応募したら? とか、この展示会面白いわよ。など色々と提案してくれる先生でした。

今でもコンペに参加したり展示会に頻繁に観に行ったりするのですが、この顧問の先生のおかげで今の自分がいるんだな〜と振り返ってみて改めて思います。

美術部は私みたいに本当に美術が好きという人もいれば、悲しいかな、楽そうだからなんとなくという理由で入部している人もいました。
なので、先生的には私みたいな美術オタクが貴重な存在で嬉しいと言っていた気がします。
私もアニメや漫画のことならクラスメイトとお話できましたが、美術になると途端に周りと話せなくなる寂しさがあったので、より顧問の先生との絆が深まりましたね!

実は高校の進路も顧問の先生とのお話がきっかけで決まりました。
最後まで本当にお世話になりっぱなしの3年間だったなと記憶しています。

...なんて、しみじみと昔の思い出のように語っていましたが、この顧問の先生とは今でもご飯に一緒に行くほど仲がいいです。
今は学校の先生を辞められておうちでのんびりとされているらしいですが、先生の絵の腕前はプロのままで毎年筆一本で十二支が描かれたかっこいい年賀状を送ってくれます。

ブログのために中学時代を思い返してみたら美術部での活動というよりは顧問の先生との思い出が多く蘇ってきたので、今度改めてお礼をしようかなと思います!
急にどうしたの? とびっくりされそうですけどね!

美術部は過去の想い出ですが、そこで築いた関係はこれからも続いていくんだろうなあ...。

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