木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2022年03月02日
YOです。
乾燥した空気に遠くの山並みが水色のシルエットを描いている風景を、高架線の車窓から眺めると思い出すことがあります。
(この文章練っていた時より、現在だいぶ暖かい…)
筑波おろしが吹いていたかは記憶がありませんけど…
灰茶色の枯れ草が広がる荒涼とした河川敷周辺を
所謂ダサい配色の水色地に黄色と黒のラインが入っていた記憶があるジャージ(他の学年は緑or赤なので少しはマシ?)を身に纏い駆け抜ける。
憂鬱なマラソン大会を思い出します。
いや、駆け抜けるほど軽快に走れません。
高校時代は帰宅部ですが、それが原因ではありません。
筑波おろしに押し戻される訳でもありません。
だって〜
10Km走るんだもん。
…無理。
無理だと思いませんか?
無体です。
女子が10kmで、男子16Kmです。
時間内に完走しないと先生に車で回収されます。
運動部に所属する人は“何位までに入らなくてはならないノルマ”が課せられていて、まさに駆け抜けていきます。
学校から車通りの少ない田舎の車道(転落すると田んぼ)を徒党を組んで?走り、関東平野を北から南へと流れる一級河川で利根川水系・利根川の支流(利根川の支流中で第2位の長さ)のとある川の舗装された堤防上のサイクリングロードのような道を走ります。
風景の変化に乏しい道をひたすら走り、又は心挫けて歩きつつ、やっとの思いで折り返し地点へたどり着いたら、来た道を歯を喰いしばるような思いで帰っていく。
でも更に思い出したら、利根川の河川敷で3kmの区間を角の尖った砂利上の道を運動靴の底でダイレクトに痛さを味わいながらの&砂埃の中を走った中学時代よりは環境が微小に良いのかも?
大会前の体育の授業は必然的にマラソン。
ここでいきなり4kmちょいを1限で走ります。
田舎アルある、学校の外周が1kmちょい。
中学校の大会で3kmなのに、いきなり授業で4kmかよ…と、外周の長さに無情と憎しみを感じつつ大人しく従事します。
ズルは不可能。
田舎アルある、見晴らしがいいのでバレバレです。
大会時もショートカットとか企み…試みたくなりますが…見張り(先生)が立っていてバレバレ。
そんなこんなでも3年間一応完走はし続けました。
そして、帰宅部生徒はゾンビもしくは油の切れたロボットのような足取りで帰宅の途につくのです。
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