きもとblog
木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

【実験】色が変わる紙を作った話

2021年06月24日

こんにちは
制作部のユキです!

今はちょうど梅雨の時期真っ最中ですね。
なかなか晴れの機会は少なくなってしまいましたが、この時期だからこそ見られるものもあるとポジティブに考えていきたいものです。

実際に綺麗なアジサイも色んな場所で見かけるようになりました。
アジサイといえば、様々な色に変化する不思議な花というイメージがありますよね。淡い青色や赤色が交じった光景は美しく、観察しているととても癒されます。

そこで今回は、この性質に関するエピソードについてお話していきたいと思います!

先程の性質についてですが、もともとアジサイにはアントシアンという色素が含まれており、この色素の反応が酸性の土で育つか、アルカリ性の土で育つかによって変わるそうです。

実は昔、この色の変わる性質を使って自由に色を変えられる紙を作ろうとしたことがありました。

きっかけは、既に決められた色の紙を買うのではなく、自分で好きな色に変える過程を楽しむ紙があったら面白いのではないかと考えたことです。

この時はアジサイではなく、ムラサキキャベツを使用して実験しました。

ムラサキキャベツにもアジサイと同じく酸性、アルカリ性に反応して色が変わるアントシアンが含まれています。

この性質を利用するために抽出作業から始まりました。ムラサキキャベツを煮ると紫色の液が抽出できます。この紫色の液がアントシアンが含まれる液になります。
その液に紙を浸し、乾かすことで色が変化する紙を作ることに成功しました。

以下の写真は当時の実験中の写真です。この紙一枚で、様々な色に変化させることができました。
濃度調整がうまくいかず色が偏っていますが、うまく調整すればバリエーションは増えるはず...!

私が作ったものはきちんとしたものではないので、色を変えるときはどういう手順で変えるのか、また、紙として実際に使用できるのかなど様々な課題が残りました。

実際に実用できるかは曖昧なまま終わってしまいましたが、実験を通して自然の特性と向き合う楽しさを感じることができたので良い経験ができたと思います。

みなさんもリトマス試験紙等で経験がある方が多いかと思いますが、自分で作った紙が液を垂らすと色が変わっていく様子は、仕組みを理解していても不思議な現象で感動を覚えました。

このように身近に潜む性質に注目してみると結構奥が深いことに気付かされます。
雨が降り続き外出が難しい中、この機会に性質の観点から自然の美しさに触れてみるのも面白いかもしれませんね!

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