木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2021年06月08日
先月末辺りから、スーパーの店頭で青梅を見かけるようになりました。
2年前のブログでやまちゃんが書いているように「梅仕事」の時期になってきましたね。
皆さま、ご機嫌いかがですか? 制作部のことことです。
梅といえば、ある思い出が…
私の父方の祖母が2006(平成18)年に亡くなった時、家の床下収納には大量の梅酒の瓶が残されていました。まだ身体が自由に動いていた頃に作ったものらしく、どれもそこそこの年数が経っていました。
その中に新聞紙に包まれた、ひと際古そうな瓶が…
新聞の発刊年は平成1桁前半。「15年以上前か…」と驚きながら瓶本体を見ると、祖母の字で「昭和61年6月」と書かれたラベルが貼られ、中にはたまり醤油のような色とトロミを持つ液体が。
「本当に20年ものか!?」と家族の誰もが驚き、『飲めるのか? 捨てるか?』的な思いが浮かび、顔を見合わせ始めた時、一人の勇者が立ち上がりました。
はい、私・ことことです。
いや単に、学生時代からザルを通り越し「枠(わく)」といわれ、さまざまなお酒を嗜んできた自分の好奇心が抑えきれなかっただけなんですけどね(一応名誉のためにいいますが、過去数回の二日酔以外の酒による失敗はありません)。
瓶に手を伸ばす私、後ずさっていく家族(ひどい…)、漲る緊張感……!
フタを開け、匂いを確認……おや?
指に付けて一舐め……おやおや?
コップに入れ水で薄めて一口……おやおやおや~♪
甘露、甘露でございました。
甘い酒を好まない自分でも、素直に「美味しい!」と思える味でした。あれを超える梅酒は、後にも先にも飲んだことはありません。
「枠」であった私も、最近では底板が付くようになりまして…お酒は量より質を重視しております。美味しい肴があればなお良し!
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