木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2021年04月02日
7回目の投稿となりました、ジェーンです。
寒さも和らぎ、過ごしやすい季節となりましたね🌸
4月1日、弊社にも新人が入社して、フレッシュな風を届けてくれました(^^)/
今年の入社式は家からリモートで参加させてもらいました。
画面越しでもあり、マスクをしているので、表情を読み取るのは難しかったのですが
緊張している中でも初々しさが感じられ、ご縁あって弊社を選んでいただいたことを
大変うれしく思います。
弊社の女性活躍や働き方改革の取組を知っていただけるようになり
例年より応募が多く、人事担当も嬉しい悲鳴をあげていました。
新人を迎えるにあたって、祝辞というか、簡単な挨拶をさせてもらっています。
社長からの【誠実さ】と【素直さ】、【チャレンジすること】の大切さの話に続き
【感謝の心】を大切にして欲しいということを伝えさせてもらいました。
私の〇十年前の新人の頃と言えば、
まだ、男女雇用機会均等法が施行される前のことで
ジェンダー差別は当たり前、パワハラ・セクハラ・ハラスメント何でもありの
今では考えられない職場環境でした(もちろん弊社ではありません)。
大学を卒業するまでは、男女差を意識することはなかったのですが、
就職活動するようになって、先ず、女子に門戸が開かれていない、
開かれていても、浪人はだめ・一人暮らしは不可など
様々な制限がありました。
大学で専攻していた英語を生かす職種に就きたいという思いから
商社を志望していたのですが、どうにか事務職として就職することが出来ました。
(男子は一般職、女子は事務職という括り)
念願かなって、アジア向けの輸出に携わる部署に配属はされたのですが、
配属されてすぐに覚えなくていけないことは・・・
課員のコーヒーの好みを覚えることでした(・_・;)。
当時はお茶くみと言われることは新人の役目で、
朝一番に同期と給湯室に向かい、
課員のカップに好みに合わせたコーヒーを入れて、
毎朝、机まで運んだものです。
とはいえ、コーヒーを配った後の仕事の内容はかなりハードで、
それなりにやりがいもあり、残業もこなしていました(サービス残業でしたが)。
事務職で名刺がないのは仕方ないとはいえ、
〇〇さんという呼ばれ方を対外的にはされずに、
【うちの女の子】という呼ばれ方をされていました。
電話口で『うちの女の子に言っておくから』と言っている上司に向かって
心の中で『私は女の子ではない!』と叫んでいたものです。
【苗字が変わった人で勤め続けている人はいません!】と人事担当がはっきりと
言っていましたし、結婚も決まったので、3年という決まった年季が明けての
退職を決めました。(短大卒は5年、大卒は3年という年季がありました)
当時は、いくらでも代わりになる人がいたので、慰留されることもありませんでした。
その後、長らく専業主婦をして、子育てをしたのちに
当社に関わることとなり、働き方改革・女性活躍について推進してきたのは
あの時代の悔しさがあったからこそでもあります。
男女雇用機会均等法の反省を経て、今は女性活躍推進法が施行されています。
男女雇用機会均等法の下では、女性は男性並みに働け!ということで女性は疲弊しました。
今では女性の特性を生かしながら生涯働けるようにする環境を整える義務が
企業に課されるようになったのです。
このように改善されてきた職場環境ですが、これを【当たり前】と思うことのないように
より良い職場環境の改善を進めて行けたらと思っています。
ところで、前回のブログで
【有難い】の反対の言葉をご存知ですか?
と質問させてもらっていましたが、
答えは文中にあります!
最後までお読みいただき、有難うございました♬
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