木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2020年09月28日
こんにちは!本日のブログ担当は営業部のホーリーです。
今回は、心動かされた映画の話をしようと思います。
皆様は、「あん」という樹木希林さん主演の作品をご覧になられましたか?
あらすじ
『縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…』
(映画『あん』公式サイトから引用http://an-movie.com/story/)
映画を観る邪魔になってはいけないので、内容には触れず感じたことを書いてみようと思います。
映画の公式サイトにも大きく書かれているのですが、樹木希林さん演じる
徳江さんの言葉を紹介します。
「あんを炊いている時の私は
いつも小豆の言葉に
耳を澄ませているの
それは
小豆が見てきた
雨の日や風の日を
想像することです
どんな風に吹かれて
小豆がここにやってきたのか
旅の話を聞いてあげること
そう、聞くんです
この世にあるものは全て
言葉を持っていると
私は信じています」
「私たちは
この世を見るために
聞くために
生まれてきた
だとすれば
何かになれなくても
私たちには
生きる意味があるのよ」
言葉だけを読むと、今までに様々な作品で
同じようなメッセージが伝えられてきたと思います。
多分誰もがわかっていて、
きれいごとだと思ってしまうような言葉だと思います。
徳江さんの言葉だからこそ素直な気持ちで受け入れることができるような気がしました。
この世にあるもの全ての言葉に耳を傾け、美しい自然を眺める、
穏やかな視点を持つことが世間の不必要な差別や争い、誹謗中傷をなくす近道だなと感じました。
しかし、あらゆる問題や課題を抱えながら進んでいく世の中では
どんな立場の人でも自分の居場所や生活、心を保っていく為に戦う必要があると思います。
心の健康をないがしろにせず、皆が穏やかに暮らして行くことができることを願っています。
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