木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2020年02月04日
こんにちは!本日のブログ担当、営業部のホーリーです。
今回は、ステーキについて書きたいと思います。
皆さんは、牛肉料理についてまず何を思い浮かべるでしょうか?
ステーキ、ローストビーフ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、牛かつ
ビーフシチュー、ビーフカレー、焼き肉など様々な食べ方がありますよね。
ステーキに焦点を当てると、焼き加減だけでもいくつもあり、
ロー・ブルー・ブルーレア・レア・ミディアムレア・ミディアム・ミディアムウェル・ウェル・ウェルダン・
ベリーウェルダンと10段階もあるようです。
シチューやビーフカレーなどの煮込み料理を除けば、
ほとんどの料理が好みの焼き加減で楽しむことができると思います。
近年の外食市場においてステーキは以前より気軽に楽しむことができるようになっている印象ですが、
牛丼やハンバーガーなどのファストフードに比べると3倍くらいの値段設定ですよね。
この高いのか安いのか何とも言えない中途半端な価格設定に、立ち食いステーキ市場が不振である原因があると僕は考えました。
そもそも牛肉は豚肉や鶏肉と比べるともともとの価格が高いですよね?
スーパーなどでも一般的に牛が一番高い印象だと思います。
だとすると、高いものをリーズナブルに提供するということは、
平均的に価格が高い物の中の値段の安い物が提供されるということになります。
安い肉も工夫次第で美味しく食べられることができますがコストカットの為には繊細で手の込んだ調理などは求められません。
前述のとおり、焼き加減だけでも10段階設定されているこの食材は、
少しの焼き加減の差で、食べる人の求めるものとは異なる仕上がりになってしまうと言えます。
安価でそれなりに美味しいものが食べられることに慣れてしまっている現代日本人には、
ちょっと高い価格帯で何となく違和感を感じるものを食べることは受け入れられにくいのではないでしょうか?
値段相応で満足という価格帯はおそらくワンコインまでなのでしょう。
因みに僕はレアが好きです。10段階だとよくわかりませんが、
ステーキはレア、しゃぶしゃぶはピンクになったぐらい、焼き肉も両面に少し焦げ目がついたら即食べます。
焼肉屋でロースの塩をレアで焼いて、少しタレをつけて食べるのが好きです。
子どものころは牛刺が食べられたので、
親に「鼻血が出るからやめなさい」と注意されるくらい生肉が好きでした。
実家ではお正月に奮発していい肉を食べるのですが、
おととしの牛肉は涙が出るほどおいしかったことを覚えています。
しかし僕はまだ自分の理想のステーキに出会っていません。
自分で焼いても家庭用コンロの火加減ではなかなか上手く焼けず、、、
調理の問題だけでなく、肉質の問題もあると思います。
ある程度の段階までは価格の差で解決すると思いますが、
理想を追い求めると一概には価格で判断できるとは思いません。
なかなかステーキを食べることはできませんが、僕は人生をかけて
理想のステーキを探し求めたいと思っています。
全世界の全牛、そして理想の飼育状態、理想の焼き加減や調味料。
それを見つけるためにあと何年かかるだろうか……。
ホーリーの牧場物語が始まる。
次回予告
『ホーリー牧場に子牛がやってきた!』
をお送りいたします。
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