木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2019年11月22日
こんにちは!
制作部のユキです。
最近デザインの仕事をさせていただく機会があるので、それに関連した情報をちょこちょこ調べています。
最近では幾何学を勉強中です。
幾何学とは、図形や空間から性質や法則性を見つけ出す数学の分野のことです。
服や本の装飾にも「幾何学模様」として、ある一定の決まりで並んでいる図形が使われることが多いですよね。
今回はその中の一つの法則をお話しします。
ズバリ、
「どんな形の四角形でも、4つの辺のそれぞれの中点を結べば平行四辺形になる。」
という法則です。
文だけだと?だと思いますので、実際に書いてみます。
好きなように四角形を作ります。
そしてそれぞれの辺の中点を結んでいくと…
平行四辺形が表れました!
たまたまじゃないんです。
どんな形の四角形でも必ず平行四辺形ができてしまいます。
この原理は中点連結定理というもので証明できるのですが、ここからは数学のお話になってしまうので省かせてもらいます。(気になった方は「中点連結定理」で検索すると分かりやすく証明してくださっているサイトがありますよ!)
さてこの原理を知っていれば、四角形を重ね合わせたり、一見揃っていないように見えて実は法則性があるような模様を簡単に作れちゃいます!
幾何学はデザインを考えるヒントがたくさん詰まっています。
このような論理に基づく考えは意味づけがしやすく相手にも説明がしやすいので使いやすいです。
私自身もまだまだ勉強中ですので、アッと驚くような幾何学的な考えがあればまたお伝えしたいと思います!
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