木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2026年05月29日
こんにちは、 社長の木元(哲)です。
AIを使うのが当たり前の時代になりました。
仕事だけではなく個人的な相談に利用している人も少なくないようです。
今、巨人軍の阿部元監督の辞任ことでも注目を集めていますね。
使い勝手が良い反面、誤った意見を述べることもあり、
利用の仕方にはまだまだ注意しなければならない点も多いようです。
AIが事実に基づかない情報や架空のデータを、あたかも正しい事実であるかのように
自信満々に出力してしまう現象を「ハルシネーション(hallucination)」と呼びます。
幻覚、でたらめ、作話というような意味の英語です。
私もまさにハルシネーションを実体験した出来事がありました。
忘れもしない、昨年11月のドジャース対ブルージェイズのワールドシリーズ第7戦の時でした。
7回裏まで見たところで外出しなければならず、その後も気になって外出先で試合経過を
チェックしていたのですが、その時AIが
「ドジャースがブルージェイズに敗れる。ワールドシリーズ連覇ならず」
大谷とドジャーズを応援していた私は、それを見てがっかりしてしまい、
それ以降ワールドシリーズのニュースをチェックすることはありませんでした。
ところが、家に帰ってニュースを見たとたん、
「ドジャースが逆転勝利。ワールドシリーズ連覇を成し遂げる」
まさに私にとっては嬉しい方向での驚天動地の出来事でした。
一方でこの時ほどAIの不正確さを実感したことはありません。
思い返せば、私がドジャーズ敗戦というAI情報を見たのは、多分、
8回時点だったのでしょう。
この時は確かに2点差で負けていて敗戦が濃厚でした。
様々なニュースサイトでもドジャースの負けを予想し報道していたものと思われます。
それらの記事をタイムリーに吸い上げて解析した結果が、「ドジャース敗戦」だったのでしょう。
生成AIの性能がどんどん進化する中、今、注目を集めているのは「Physical AI」です。
Physical AIは「高度なAIを搭載したロボット」と言い換えられるかもしれません。
生成AIとの大きな違いは、チャットボットや画像生成などのデジタル空間にとどまらず、
実社会のモノや環境に直接干渉するということです。
また、従来のロボットとの違いは、プログラムされた単純作業の繰り返しだけでなく、
乱雑に置かれた物体や、予期せぬ周囲の変化をセンサーで認識し、
人間のように臨機応変に対応して動くことができることです。
ヒューマノイド(人型ロボット)、産業用ロボット・スマート工場、自動運転など
様々な分野での実用化が始まっています。
今、世界中で開発競争が過熱していますが、米国と中国が世界をリードしています。
中国の世界的なAI展示会では、ヒューマノイド同士の格闘技の試合やダンスパフォーマンス
など、その圧倒的な技術力が注目を集めました。
中国・北京で開催された人型ロボットのハーフマラソン大会では、中国企業が開発したロボットが
人間の世界記録を約7分近くも上回る驚異的なタイムを記録しました。
Physical AIの世界も物凄いスピードで進化しています。
さて、そこで先ほどのドジャース事件が私の頭によぎります。
ハルシネーションがデジタル空間に止まらず、現実の物理世界において
頻繁に起きる世界を想像してしまいました。
良いこともたくさんあると思いますが、悪いこともたくさん起きるような気がします。
人間は、自分の心を磨き、想像力や眼識を養うことが一層求められる時代になる
のだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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