木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2022年12月06日
師走になり、寒さが身に沁みる時期になりました。
皆さま、ご機嫌いかがですか? 制作部のことことです。
久々の美酒佳肴、前回は何と一年以上も前でした(取り上げたのは松前漬け)。
さて今回は…「海鼠腸」
この記事、決して難読漢字特集じゃないですよ。
「このわた」と読みます。
ご存じですか?
早い話がナマコの内臓の塩辛です。「え~、ナマコ?」って言わないで下さいね。
能登国(石川・富山県辺り)の産物として、平安時代の史料『延喜式』に挙げられているほど歴史は古く、ウニ・カラスミと共に日本三代珍味に数えられているんですよ。
ちなみに私は日本三代珍味は全て好きです。カラスミ大根最高! ナマコもナマコ酢などは大好物でございます。
このわたは、家族で北陸に旅行した時に初めて食べたのですが、口に含むと磯の香りが襲ってきましてね。
イカの塩辛(赤・黒)も酒盗(カツオの塩辛)も食べたけれど、それより風味は強いかも。
初回で虜になりました。
手間暇かかる作り方なので、値段が高くめったに食べられませんが、その分ありがたみを感じますね。
ナマコの卵巣を干した「くちこ」というものもあるそうですが、そちらはもっとお高くて、まだ味わった事がありません。
このわた、日本酒に非常によく合います。
ビールやワインはむしろNGかな(個人の見解です)。
そして北陸地方は、名酒が揃っています。魚介類の宝庫のような地方なので、地酒が魚に合わない訳がない。
個人的には、冷やより熱燗の方がよろしいかと思います。
私、美酒と言いながら日本酒+それに合う肴しか挙げていないですね。
次の機会があったら、他のお酒を取り上げたいと思います。
というか会社のブログで酒ばっかり話題に上げて大丈夫なんだろうか…
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