1. ホーム
  2. きもと社員blog
  3. シリーズ 「中学・高校時代のクラブ活動の想い出」Vol.4

きもと社員Blog

木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

シリーズ 「中学・高校時代のクラブ活動の想い出」Vol.4

2022年04月20日

 13回目の投稿となりました、ジェーンです。
シリーズのバトンを受けまして、クラブ活動というか中高時代の思い出を。

中学時代のクラブ活動には、授業内に行う【課内クラブ】と放課後に行う【課外クラブ】
という二つのカテゴリーが存在していたという記憶があります。
【課外クラブ】はバスケットボール部・バレーボール部などの体育系ばかりで、
文化系女子であった私は、もっぱら生徒会活動で忙しくしていたものでした。

私がいた中学校は生徒会活動が活発で、学校側と直談判して制服をなくすなど
学校側も生徒の意見を尊重してくれるような雰囲気があったように思います。
(あの当時、都内で制服がない公立中学は2~3校しかありませんでした!)

中1の頃はクラス代表(略称【クラ代】)になったり、
2・3年では生徒会選挙で本部役員の会計に選ばれたのも懐かしい記憶です。
(あの頃、生徒会予算を任されたことが、今の仕事に繋がっているな~
と思うことがあります、規模は違いますが。)

高校に入学すると、一念発起して、バドミントン部に入部しますが
夏合宿での、シャトルコックが風で流されないように窓を閉め切った体育館で、
【苦しくても水は一切飲んではいけない】という理不尽さにめげて
せっかく1年間続けたのですが、退部してしまいます。
他に目標が出来たことも理由の一つでした。

その目標とは、【日本舞踊の名取試験に合格すること】でした。
まだ、私が幼稚園の頃に、盆踊りが好きだった私をみていた祖母が
お師匠さんを探してくれて、お稽古を始めたのが6歳でした。
古くから「芸事のお稽古始めは6歳の6月6日に行う」という習わしがあって
これに倣って、お稽古を始めさせてくれたのです。

それから、2年に一度の発表会を目標にお稽古を続けてはいたのですが、
高校受験がひと段落したところで、お師匠さんから名取になってはどうか
と勧めていただいたのでした。
週3回はお稽古に通い、女物の踊りである常磐津『山姥(やまんば)』と
男物の踊りである清元『名寄の寿(なよせのことぶき)』をみっちりお稽古しました。
それぞれ15分程度の曲ですが、振りを覚えるだけではなく、曲のテンポに合っているか
全体の形、腰が入っているか、指先・足先まで神経を行き届かせているか、等々
先生の指摘は多岐に渡りました。

試験当日は家元の前で他の受験者と一緒に踊り、一定以上の技量がないと不合格になります。
その回では3分の2が不合格でしたが、私は先生の下で
みっちりお稽古してきた自信のお陰で、無事に合格することが出来ました。

合格がゴールではありません。
お名前を許された以上、【名披露目】という発表会で、技量を披露しなくてはなりません。
先生の勧めで、長唄『京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ』を踊ることになり、
大学受験準備をしながらの、お稽古を続けることになりました。
17歳で女の情念を踊り演じることは難しかったのですが、
1時間踊り切ることが出来たのは、やはり、お稽古のお陰だったと思います。

このように、皆さんとは違った中高生時代、今思い起こせば青春だったな~と思います。

日本舞踊は娘達につながり、これからは孫に教えることになります。
さて、どんな演目にしようか、今からワクワクしているばあばです。
最後までお読みいただき、有難うございました♬

ブログ内検索

情報発信に必要な
印刷物やWebサイトの制作について
お悩みの方はお気軽にご相談ください

お問い合わせ・ご相談

お見積り、ご相談等をご検討の方は
お問い合わせフォームをご活用ください。

お問い合わせする

サービス資料請求(無料)

社内で検討されたい方にサービス内容を
まとめた無料の資料をご用意しています。

資料請求する

お電話でのお問い合わせ

出版社様はこちら

03-6240-0588

タップで電話発信

一般企業様、印刷会社様、
デザイナー様はこちら

048-421-8571

タップで電話発信

※電話受付時間 9:00-17:00(土日祝除く)。
※電話・フォームともに、セールス目的での問い合わせはご遠慮ください。

TOP