きもとblog
木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

水道橋営業所の窓からVol.12

2020年05月12日

離れた場所の窓から

 

コロナ禍おつかれさまです

こんにちは、文々です

今年のGWは見たことのない景色をたくさん見ました。
ガラガラの高速道路や人気の観光地、人っ子一人いない原宿竹下通りなど
もちろん自身もステイホームしていたので、テレビやインターネット経由での映像です。
でも車が少ないせいか、空気が澄んでいて、緑がいつも以上に輝いて見えます。
フラワームーンの明るさもひとしおでした。

そんな中、昨日(日曜日)はお米が切れたので、スーパーへ。
休日に密にならないように、一人で行きました。

行く道すがら大きな花束を持ったパパと小さな子や、思い思いの小さな花束を持った子どもたちとすれ違いました。

お花屋さん応援プロジェクトかしら?と思いつつ、そんなほほえましい様子を横目にスーパーに到着すると、「今日は母の日です、家族で手巻き寿司はいかがでしょうか?」と店内放送が。そうか、母の日だったのか。

「今年はお花屋さんに集中しないように母の日月間としましょう!」

というニュースを少し前に視たので、全く意識してなかったのですが、改めて「母の日」と言われると、やっぱり母のところへ行くかどうか悩みました。

母は70台半ば一昨年に乳がんの手術をしていて、もともと喘息持ち。

志村けんさんや岡江久美子さんの顔が浮かびます。

やっぱり電話だけにしておこう、ということで重たい米を抱えながらの帰り道、えっちらおっちら電話しました。

ここのところ、曜日は決めていないけれど週に一回は母に電話を入れていたので、わざわざ「今日は母の日だね」と言うのもなんだかバツが悪かった。でも、自然とこれまで私が母の誕生日や母の日に贈った鉢植えが今年も元気に咲いたとか、実がなりそうとか、そんな話題になりました。

物を増やしたくない、太りたくないと言っている母に贈れるものって、そんなにはなくて、毎年なんとなく自分が気に入った植物をプレゼントしていたのですが、電話からは、母が毎朝水をやりながら話しかけている様子が伝わって来て、大事にしてくれているんだなと、嬉しいような申し訳ないような、何とも言えない気持ちになりました。


それに比べ、去年の母の日に長女がプレゼントしてくれた、小さな紫陽花の鉢植えを枯らしてしまった私申し訳ないとは思っていたのですが、後悔の念が100倍増しで襲い掛かって来ました。
つい日々の忙しさに紛れ、花が終わった後の水やりを忘れてしまったんですよね
長女よ、こんな母ですまん。

そんなことを考えながら帰宅すると、ドアの外まで甘い香りが漂ってきました。
なんだこの幸せにならずにはいられない香りは!

その正体は、次女が私に「生まれて初めて一人で作った」クッキーでした。

ああ、母の日よ。
甘いはずのクッキーがしょっぱくなるじゃないか!
私も涙腺弱くなっちゃって、年を取ったな。
と、口の中で甘くほぐれるクッキーを食みながら、昔好きだったマンガのワンシーンを思い出し、さらにしょっぱいクッキーになってしまいました。

マンガの主人公は、大の「母の日」嫌い。なぜならカーネーションも手紙も渡せるお母さんがもうこの世にいないから。
母の日の準備をするクラスメートになじめず、みんなに当たり散らして喧嘩をし、そしてひとりお花屋さんに真っ赤なカーネーションを買いに行きます。お花屋さんに「お母さんにあげるのかい?」と聞かれ黙って肯き、天国の母に手紙を書き、一緒に風船にくくりつけて河原で空に飛ばします。いつもドタバタのギャグマンガなのにしんみりさせられる回で、いつまでも風船を追いかける主人公の姿には、子どもながらに大泣きした記憶がそれをこんな時に思い出すなんて。

母と子と一口に言ってもそれぞれいろんな想いがあるので、実は私も「母の日」はあまり積極的に好きになれない(=嫌い)なのですが、甘くてしょっぱいクッキーと、ちょっと苦いコーヒーをいただきながら、今年は「生きている間に想いを伝える大切さ」を感じた母の日になりました。

それでは、また!

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