木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2020年02月22日
指揮官の資質
こんにちは。おけらです。
前髪を自分で切りすぎてしょぼんとしています…が、よろしくお願い致します。
今回は僕自身、気持ちが落ち込んでいたり、批判傾向で昂っていたり、メンタルが散漫な状態にあるときに、平常心に気持ちを落ち着かせる時間を設けています。その手のお話をしようと思います。
話せば長くなっちゃうので簡潔に…。
僕は歴史や戦史が好きで、小説や文献を読んだり、映画やドキュメンタリーを良く鑑賞したりしています。
もちろん好きな時代がありますが、それ以外に地域や人々の生活、当時の画期的な発明や、政治家や実業家の活動、戦時であれば開戦に至る外交の経緯など含め、時代の当事者だった人々の行動や心理に感銘を受けたりします。
そんな自分ですが、最初にお話した自己を律する気持ちになったとき、重視している作品と時代、局地的な背景…を加味してこれは!と思っている作品があります。
作品名は公表しにくいので、キーワードだけ。
①米国のTV作品:バストーニュの戦い(1944年12月中旬~1945年1月)
アメリカ陸軍の空挺師団、ある連隊ある大隊・中隊のお話
②日本の文庫本:インパール作戦(1944年3月~7月初旬)
日本のある兵団のある歩兵連隊・大隊のお話
上記とも指揮官である大・中隊長を主軸としてますが、基本は隊員たちの群像劇です。
かなり悲しい描写もありますが、登場する指揮官達の資質優劣が良く描かれていて、自分自身への戒めにもなるので何回も鑑賞・読書をしています。僕は所構わず読書する悪い癖があり、②の文庫本は読みすぎてボロボロになっています。
長くなるので感想は書きませんが、上記作品を鑑賞・熟読していつも気持ちをゼロに戻し、「こうありたい」と思うようにしています。
ポイントだけ絞ると、
・判断し指示出しするために思考すること(決断を下す。結果間違っていても判断をしない状況が無いようにする)
・指摘だけでなく、策を提案し共闘していくための思考をすること(ノープランは下策にも劣る)
・ポリシーは持つが、自己の型にはめこまない(他を許容する心の余裕をもつ)
・構造や全体像を理解できるように思考をすること(何が最善なのか、どこから始めるか、どう采配するか)
まあなかなか難しく、そうありたいと思うだけで終わってしまうのですが…。
自分が目指す理想ということで、とりあえず気持ちをリセットに…といった感じです。
仕事で置き換えれば、人の資質を高めていくことにより、おのずと製品に対する技術・品質向上、顧客に対する意識も思考するようになり、更に外に発信する意欲を持てるようになる。いわゆる自信を持てるようになります。連動して組織の資質も高めていけば、全体的な意識が高まります。組織として重要なのは指揮する人材の資質を高めること。理想は高いですけどね。
そのためにはまず、自身の資質を高めないといけないなあ…と思い日々過ごしています。むずかしいなぁ。
※電話受付時間 9:00-17:00(土日祝除く)。
※電話・フォームともに、セールス目的での問い合わせはご遠慮ください。