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きもと社員Blog

木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

水道橋営業部の窓からvol.10

2020年01月29日

 こんにちは☆

文々にとって、今年最初のブログになります。

これまで自分の「窓」から身近に見聞きしたことを中心にお伝えしてきました。

今回はシーズン真っ盛りの「受験」について、就活生・受験生の親の「窓」からお伝えします。

私には二人の娘がいます。上の子は就活中、下の子は高校受験の真っ只中です。

二人の性格は、面白いくらい正反対で、上の子は心配性で絵に描いたような優等生の真面目女子、下の子は結果オーライのマイペースおらおら女子に育ってしまいました。同じ遺伝子をもらいながらこんなに出方が違うのか? といつも驚かされます。

つい先日、次女は都立の推薦試験を受けた際も作文のテーマ「うらやましい」と感じたことについて、テーマの出題も「うらやましい」とひらがなだったにもかかわらず、本人曰く「これは漢字で書けと言わんばかり」と、漢字で表記したそうです。私は、わが娘が「うらやましい」を漢字で書けるなんて!とちょっと誇らしく思い(だって自分はぱっと書けなかった)無事一日目を終えたということで、慰労のため近所のおいしいケーキ屋さんへ行きました。

二人で好きなケーキを選んで、いただきますをした瞬間「やば、漢字間違えてた。しかも五回も」と娘が低い声でつぶやきました。離れた場所に住んでいるお姉ちゃんと試験についての話をLINEでしていて、変換された字を見て気付いたのは彼女は実は「義ましい」と書いてしまっていた(がーーーん)というオチ!!!

え?ほんとに?冗談でしょ?

と、言いたいところをぐっとこらえて、私の最初のリアクションは「ひらがなで書けばよかったね」でした。それでも娘にとってはショックなリアクションだったそうです。

「合ってる自信あったの?」
「いや、ちょっと違うかな?と思ったけど、漢字で書けたらプラスになると思って書いちゃった」
「チャレンジャーだな!(お姉ちゃんなら絶対ひらがなで書くシーン)」

それから二人でしばらく沈黙しながら、ケーキを食べました。

ちなみに長女はといえば、試験では少しでも自信がなかったら漢字は書かないを鉄則にしており、中学の定期テストで美術の問題はすべてひらがなで答え、先生に苦笑されたほど。

「もうしょうがないよ、言っても時間戻らないし。明日面接で頑張る。ていうか、一般試験でがんばるしかないな~」

そう言って、気まずい沈黙を破ったのは娘でした。ケーキ美味しいね、と、徐々に会話をとりもどした私たちは、そのうち笑いが止まらなくなってきました。採点する先生の気持ちになって(こんなに堂々とキレイな字で間違えるなんて、一体どんな子かしら?)と思っただろうな…とか、これまで娘が漢字のテストで堂々と間違えていた武勇伝解答の話になり…

「怒られるより、笑われる方が気が楽だわ」
目の前で笑いが止まらない私に向かって、娘もさらに笑います。
「よかったね、これで一生『羨ましい』を間違えなくなるよ!」
(実際、私もこれからは自信を持って書けます)
「そうね、それに逆に印象にはめちゃくちゃ残ったかもね」

まあ、そう言いつつも、次の日の面接を受けるモチベーションがだいぶ下がってしまい、朝送り出すのには苦労しましたけどね。

ところで、常に堅実な方を選んできた長女はというと…

昨年一年間、これまで「正解」と思ってきたことが希望職種ではことごとく否定され、今かなり「私は真面目なだけでとりえ(個性)がない」と凹んでいます。親の目から見ると、職が違えば適性ありと思うのですが、それは本人の「やりたいこと」ではないらしく。
とうとう年末には、新卒でいい会社(本人の希望の)に入れないともう就職するチャンスが無い!と追い詰められてプチうつ状態になっていました。真面目さゆえ、かなり深刻。

確かに、自分の適性と、自分が憧れる職業が一致するとは限らないのですよね。
私もかつてそうでした。

二人を見ていて思うのは、挑戦するのと同じくらい「失敗するって大事だな」ということです。また残念ながら大人の「失敗を恐れるな」という子どもへの鼓舞は、実は建前だということです。

日本の教育では、どうしても「失敗」はマイナスにとらえられます。特にテストでは間違えることより間違えないことが正義です。失敗したら馬鹿にされます、なぜそんな失敗をしたのかと叱責されることがほとんどです。だから、真面目な子は失敗を恐れます、失敗した自分を責めつづけます。
でも、それってもったいない。それって実は、物凄くチャレンジ精神を削ぎ、本人の経験値を下げる行為なんですよね。

なので私も「義ましい」を堂々と書いた次女をもっと褒めるべきだったと、今は反省しています。失敗したことより、挑戦したことに価値があったのに。と。

最近、テレビ番組で「しくじり先生」や「逆転人生」など、失敗を糧に成功した話が人気のようで、少しずつ「失敗」の価値が認められつつありますが、誰しも人の失敗談は興味深く聞けても、いざ自分のこととなるとやっぱりなかなか難しい。

でも、どうやってリカバリーするか、気持ちを立て直すか、次のチャンスに繋げるかは、やっぱり自分で経験しないと培えない。
木の節が強いのは、傷ついた場所を自ら補強するからだと聞いたことがありますが、人の心も同じかなと思ったりします。

就活生や受験生にとっては、希望の場所に入れることが分かりやすい「成功」のように思えるけれど、それって長い目で見たら必ずしも成功と言えないこともあり、逆に、思いどおりにいかない時は自分を鍛えなおすチャンスなんですよね。なので、悔しい気持ちを味わうことを恐れないで欲しいです。(親はもどかしさに耐えることが求められます)

価値観が多様化している今、成功も失敗もひとつのモノサシでは測れないと思うのです。そして少し空の上から自分を見る(俯瞰する)と、けっこう笑えたりするもんです。

私自身は、これから娘たちの合格発表が待っていますが、希望の結果でも、そうでなくても、これからだよと背中を押してあげられる応援者でいたいと思います。味方でいたいと思います。

どうか、どうか、すべての受験生、就活生に幸あれ! 
成功体験も、失敗体験も、きっと人生の役に立つ!

それでは、また☆

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