木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2019年10月23日
お世話になっております。
本日の担当 めーこ です。
台風19号の傷も癒えないまま、21号がまた東日本に近づいてきそうです。
何とかそれてほしいですね。
19号で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、先日歌舞伎を観てきました。
演目は「スーパー歌舞伎II(セカンド) 新版オグリ」です。
この「スーパー歌舞伎II」を観るのは三作目なのですが、いやぁ、今回もすごくおもしろかったです。
「スーパー歌舞伎」は現在の四代目猿之助の伯父にあたる、三代目猿之助(現 二代目猿翁)が1986年に始めた歌舞伎です。
伝統的な手法と現代的な手法や物語構成をミックスさせ、現代人の感性に即した歌舞伎を目指して提案したそうです。
その伯父の活動を受けて四代目猿之助が展開しているのが「スーパー歌舞伎II(セカンド)」なのですね。
これまでに、佐々木蔵之介など現代劇やテレビドラマの俳優を招いた一作目「空ヲ刻ム者—若き仏師の物語—」、人気漫画を原作とした二作目「ワンピース」と上演され、もう本当にどれもおもしろい!
伝統的な手法と現代的な手法のミックスだけでなく、息つく間もなく次々に繰り出される仕掛けや観客の笑いを誘うユーモアなど、約3時間30分の上演中ずっと舞台に目が釘付けになってしまいます。
今作の「オグリ」も「人は幸せになるために生まれてくるのだ」…だがしかし「幸せとは何ぞや?人生における本当の歓喜とは?」というややヘヴィなテーマを、2019年的な風潮も取り入れつつ飽きさせることなく魅せていただきました。
そんなわけで、ベーシックな歌舞伎もたまに観るのですが、やはりスーパー歌舞伎のほうが若い世代の観劇率は高い感じですね。
スーパー歌舞伎をきっかけに、ベーシックな歌舞伎のファンも増えて、歌舞伎という芸能がずっと続いて行くといいなぁと思います。
伝統的なものも受け継ぎつつ新しいものも取り入れ、その時代時代の人と共に生きていく。
そんな「スーパー歌舞伎II」の姿勢を、変革期にある印刷業界で働く人間としても興味深く見つめています。
印刷業界において「スーパー歌舞伎Ⅱ」的なものって、どういうことができるのだろう?
そんなことを考えるとわくわくしてくるのでした。
来年には四作目「ヤマトタケル」も上演されるとのことなので楽しみです。
(気になっているIHIステージアラウンド東京が会場とのことなので、ダブルで楽しみです!)
それでは、また。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
先日、帰宅途中で、歩道脇にヒマワリが咲いているのを見かけました。
この時季にヒマワリなんて咲くんだって驚いたのですが、調べてみると秋のひまわりって案外あるみたいです。
ヒマワリ大好きなので、知ることができてラッキーって思ったのでした。
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