木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2024年03月29日
こんにちは、 社長の木元(哲)です。
成功する人と失敗する人の違いは、
究極的には「思考」の「嗜好(クセ)」の違いによるのではないか?
と思うようになりました。
YouTubeを見ていたら、ある論客が、
『その人の考え方や姿勢は、初対面の人に対する質問の仕方で分かる。
「過去のことを聞く人」 「現在のことを聞く人」 「未来のことを聞く人」
の3タイプの人がいる。』 という話をしていました。
なるほどと思いました。
「過去のことを聞く人」は、「あなたはどんな実績があるの?」
と聞きます。
「現在のことを聞く人」は、「あなたは何をしている人なの?」
と聞きます。
「未来のことを聞く人」は、「あなたは何が出来る人なの?」
と聞く人だそうです。
この話は人の思考の嗜好(クセ)を如実に表す例だと思います。
「未来を聞く人」と繋がると、仕事のチャンスや人間関係が広がることが多いと
この論客は言います。
確かに、思い返してみると、私も過去に3タイプの質問を
受けてきたような気がします。
「現在のことを聞く人」が圧倒的に多かった気がします。
「過去のことを聞く人」は次に多かった気がしますが、あまり
良い記憶がありません。
「未来のことを聞く人」に出逢ったことは圧倒的に少ないような
気がしますが、そういう人は印象には強く残っています。
自分はどのタイプなのだろう?と振り返ってみると、
「現在のことを聞く人」に分類されそうです。
ドジャーズの大谷翔平選手は、何かを決断する際には、
「人として正しい方を選ぶ」という話をしていました。
WBCでの「憧れるのをやめましょう」という言葉も彼が常に未来に
目を向けているからこそ出てきた言葉だと思います。
現在は逆風にさらされていますが、彼はその考え方と姿勢を貫く
ことで、必ずやこの難局を切り抜けてまた活躍してくれると思います。
私は以前も話をさせて頂いたように、小学生バレーボールチームの
監督をしているのですが、子どもたちを見ていると思考のクセの
違いが大人よりもストレートに出ます。
多分に親の影響を受けているのだと思われます。
同じ量を練習しても上達する子と伸び悩む子がいます。
運動神経やセンスの差では説明がつかない場合も多いです。
これだけは経験上はっきり言えますが、上達する子の多くは、
指導者の話を素直に聞いて素直にやってみようと考える子です。
以前の会社で受けた研修で、講師の方から「いくら優秀で専門的な
知識が豊富でも、attitude(姿勢や態度)が悪い人は
成功することは少ないです」という話を聞きました。
まさにその通りなのだと思います。
当社も4月からは新入社員を迎えます。
是非、素直な姿勢で様々なことを吸収して欲しいと思います。
京セラ会長の故 稲盛会長も、一日の最後に欠かさずその日の
反省を行っていたそうです。
私自身も自分の思考の嗜好を振り返って、人や仕事に対する
attitudeを見つめ直す機会を増やそうと心に誓いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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