きもと社員Blog

みなさんこんにちは。 先日の連休に北陸観光をしてきたUfraです。

能登半島地震から1ヶ月あまり経ちますが、能登半島を中心にまだまだ復旧作業が続いており「北陸」は現状なかなか行きにくい地となってしまいました。私も直前まで悩んでいましたが、余震も落ちついてきたこと、能登地域を除いて概ね普段通りに戻っていることをふまえ今回は決行しました。北陸の魅力を少しでもお伝え出来たらと思います。

初日はまず金沢駅へ。この駅は「世界で最も美しい駅」の1つに選ばれたことのある駅で鼓門が1番有名かと思いますが、駅の発車メロディが琴、駅構内には金箔、加賀友禅や九谷焼といった伝統工芸品、駅と鼓門の間に「もてなしドーム」というガラス天井もあり、金沢駅そのものがアートとなっています。

兼六園のこの時季は雪景色であったり夜間ライトアップも開催予定でしたが、暖冬の影響であいにくの雨、ライトアップは地震の影響で今年度は中止に。日本三名園の雪景色とライトアップ…いつか必ず！

市内の観光地をいくつか巡ったのですが、地震の影響で歩道や兼六園内の一部はまだ立入禁止であったり、金沢城公園の石垣が崩落している箇所もありました。

夜はどうしても行きたいお店がありそちらでご飯と地酒を。 そこで頼みたかったのが「日本酒20酒セット」 総量約4合分だそうで1杯がちょうど良い量でした。
その1つに「本日のオススメ」があり、「Wish for NOTO」という名で今回の地震により能登復興を願って造られた応援酒でした。1瓶につき1,000円の義援金が出るそうで酒どころならではの想いが込められた品に感慨深い気持ちになりました。

店主さんと女将さんとも色々お話させてもらい、「コロナ禍を乗り越え大晦日までは賑わっていたが、今は休日も金沢駅周辺はまばら」「市内は概ね平常の生活に戻っていて、魚など今が1番美味しい時期だから1人でも多くの方に来ていただきたい」ともおっしゃっていました。

翌朝は日本有数の鉄道と港の町である敦賀へ。開港100周年を記念して「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」のモニュメントが多数設置されているそうです。北陸新幹線延伸前なこともあり駅前はまだ閑散していましたが、今後どう発展していくか楽しみです。
お次は福井駅へ。多数の恐竜の化石が見つかっている地で、駅前広場に恐竜のモニュメントや足跡の化石があります。
その後は富山駅へ。北陸新幹線開業前と比べ駅舎も建て替えられ駅前も広々として路面電車が頻繁に行き交う綺麗な街に生まれ変わっていました。 駅からほど近い富山城址公園と富岩運河環水公園に前回お話したポケフタもあり、富岩運河環水公園の夜は四季折々で変化するイルミネーションを満喫でき、そのことから過去に「世界一美しい」と賞されたことのあるスタバもあります。
夜は富山で海の幸と地酒を堪能しました！

最終日は石浦神社とひがし茶屋街へ。連なる鳥居や古風な街並みといった城下町を感じさせるフォトジェニックな風景を撮影できます！

お昼を済ませ、特急に乗り名古屋経由で帰る予定でしたが沿線火災により運転見合わせ……18時頃の再開見込みとのり、当日中に帰れなくなる可能性がでてきたため泣く泣く北陸新幹線経由に変更。切符を買い換えるのに2時間並びましたが無事帰宅。
最後の最後にハプニングで旅を終えましたがそれもまた思い出。今でしか感じることのできない北陸旅を満喫できました。

各地とも街並みの雰囲気は異なりながらもとても綺麗で、市場にあまり出回らない食材や郷土料理も多数あるのでオススメの地です。
最後に、能登地方の復興と新幹線延伸に伴う更なる繁栄を心から願っています。