木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2023年12月08日
こんにちは、 社長の木元(哲)です。
Smartphone, Smart mobility, Smart city, Smart factory, and so on.
「スマート」という言葉をあちこちで見聞きするようになりました。
昔の日本では「あの人スマートだよね」というと「痩せている」という意味で使われることが
多かった気がします。
私が大学3年生の頃、短期でアメリカの西海岸にホームステイしたことがあります。
英語が殆ど話せなくて、ホストファミリーの皆様をさぞかし困らせたことだろうと思うと、
今でも恥ずかしくなります。
丸暗記した英語で自己紹介をして大学の専門領域の話をすると、
ホストファミリーのママに、” Oh, you are smart ! ” と言われたので、
” Yes, I’m smart.” と返して、大いに笑われたことを覚えています。
その頃は ”smart” に「賢い」という意味があることを知らずに、
私は「はい、私は痩せています」という意味で答え、
ママの方は「自分で賢いって言うか?少しは謙遜したら?」という意味で捉え
笑ってしまったのだと今だから分かります。恥ずかしい限りです。
英語の”Smart”は「賢い」という意味に加え、「格好いい」、「機敏」、「小賢しい」など、
場面によって使い分けられたり、複合的な意味が込められる言葉のようです。
確かにSmartphoneという言葉には、「賢い」だけでなく「お洒落な」という意味も
合わさっているようです。とても便利な言葉だと思います。
話は飛びますが”smart”と似たようなニュアンスで”cool”という言葉があります。
今度は社会人になってからの話ですが、
アメリカ人の同僚に ” Oh, you are very cool ! “
と言って、怪訝な顔をされたことがあります。
その頃は「クールジャパン」という言葉が流行っていました。
国を挙げて”Cool Japan”をアピールしていた時期でもありました。
だから得意げに”Cool”という言葉を使ったのですが、
「人に対して”cool”という言葉はあまり使わないよ」、
とそのアメリカ人に指摘されて、使い方の間違えに気付きました。
20年~30年前はアメリカの大学生が集団で日本を訪問する際は
自動車メーカーや電機メーカーを見学することが主流で、実際にソニーにも
定期的にハーバードなどの学生などが訪れていました。
ところが10年~20年前からは、メーカーには訪問せず、
アニメスタジオや秋葉原に行くようになったと聞きました。
今ではアメリカの学生が日本を訪問すること自体が減っていると聞きます。
円安の影響で外国人の個人旅行は増えていて、いろいろなところに”cool”を感じて
頂いているようですが、国としてのcoolな部分は少し減ってしまったのでしょうか・・・。
これから日本は ” Smart” な方向に行くのか? ” Cool” な方向に行くのか?
当社はどちらかというと将来的には「クールな会社」と言われるようになりたいと
私は願っています。
以上、とりとめのない話で失礼いたしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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