木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2023年06月13日
19回目の投稿となりました、ジェーンです。
早くも梅雨入りとなりましたね、母の日にもらった紫陽花を愛でるこの頃です。
NHKの朝ドラを観る習慣が付いたのは、もう随分昔のこと。
最近だと、『カムカムエヴリバディ』には母娘三代の物語が良く出来て、感心したものです。
主題歌も合わせて15分の内容に、朝から元気をもらっています♪
現在放送中の『らんまん』は実在した植物学者・牧野富太郎をモデルにした物語。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ~
混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱を捧げた一生だったようです。
生誕地・土佐での幼少時代のエピソードも色々な伏線が散りばめられ
造り酒屋の跡取りとして大事に育てられながら、なぜ植物学を志すことになったのか
丁寧に語られていました。
この頃は祖母役の松坂慶子に感情移入すること多かったです、『ばあば』ですから(笑)。
小学校中退にもかかわらず東京大学の植物学教室の教授に植物知識の深さが認められ
東京大学で植物学の研究を許されるところなど、成し遂げたいことの為には
どんなこともくじけない姿に感心させられました。
弊社本社近くの小石川植物園は、江戸時代には小石川養生所であったところで
明治時代から東京大学の植物学の研究の場として利用されています。
牧野富太郎もここで研究したそうで、意外に身近な人でした!
そして、先週からは印刷所が舞台になっています。
植物学と印刷?どのような関係があるのか興味津々!
牧野は、図版描写にすぐれた石版印刷での植物学会誌創刊の為に印刷所で働き始めたのでした。
職人から石版印刷の工程を学ぶのですが、日本の印刷技術の黎明期の印刷方法が
よ~くわかって感動でした!現代のオフセット印刷にもつながる方法なのですよ!
それに、印刷所には『画工』が登場します。実は弊社の創業者も『画工』だったのです。
時代は明治より少し後にはなりますが、絵などを忠実に写して、印刷のもとになる
下絵を描いていたようです。
朝から何かと縁が深いドラマを観て、興奮気味のジェーンでした。
ちなみに、平日の朝は忙しくて観ていられない!という方には、
一週間分のダイジェストを土曜日朝8時から観ることができます(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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