木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2023年03月01日
社長の木元(哲)です。
またこの季節がやってきました。
ここ数年は毎年、昨年の花粉飛散量の1.5倍で
過去最高と報道されているような感じがしますが、
今年は例年に増してキツイです。
かれこれ30年以上前、社会人に成りたての頃、
ぽかぽか陽気の春の日にふとんを干し、その上で
気持ち良いうたた寝をしていた時に突如発症しました。
あれ?目がかゆくて、鼻水が出る・・・。
その当時はまだ花粉症患者もそれほど身近には多くなく、
虚弱な人がなるのか?くらいの認識しかありませんでした。
自分が花粉症を発症したことを認めたくなくて、
薬も飲まず点眼・点鼻薬も使わずに過ごしていたら、
顔は腫れあがるし、息も苦しくなって仕事どころでは
なくなりました。
病院に行き検査を受けて、晴れて花粉症患者の
仲間入りをしたことを悟ったわけです。
あれから30年間、いろいろな処方を試しました。
気持ちの良い春という季節を取り返したくて
あがき続けました。
結論としては、花粉症の特効薬は無く、
これから一生、以前のようなさわやかで気持ちが
晴れ晴れするような春の日は訪れない事を悟りました。
悲しいですが、もはや諦めの境地です。
しかし、花粉症になって良かったことが一つだけあります。
それは花粉症患者同士ではsympathyを感じやすく
会話のきっかけをつかみやすいということです。
外国の方と仕事で会話する際も、”I have hay fever.” “Me too.”
などという会話で始まって、すぐに打解けて仕事がスムーズに進んだと
いう経験もあります。日本人同士なら尚更、会話が弾みます。
日本では花粉症の有病率が40%を超えているとされ、
まさに国民病と言われるまでになっています。
以前は国の植林政策に憤りを感じることも多かったのですが、
今は、こういう病ともうまく付き合っていくことも長い人生を
歩んでいくには大事なことなのだと思えるようになりました。
年を取ったということでしょうか・・・笑。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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