木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!
2022年11月28日
こんにちは、ジャッキーです。
今日は叔母の話を。
60台後半を迎える叔母は料理上手で社交的。
初めて叔母が作ったおにぎりを食べた時、おにぎりってこんなに美味しいの!?お米ってこんなにふっくらしてるの!?と感動を覚えた程でした。
その叔母、ずーーーっと自分のお店(喫茶店)を持つのが夢で、帰省する度にそんな話をしてくれました。
その夢が一度絶たれたのが、あの震災…。自宅が高台にあり難は逃れたものの、変わり果てた景色は誰の心にも辛く、叔母にとっても例外ではありませんでした。
その後長い間「夢」の話を聞くことはありませんでした。
震災から8年目、叔母は海が見えるもっともっと高台に、キッチンが二つある家を建てました。
一つは普通のキッチン。もう一つは2人も入ればいっぱいになる様な小さな小さなキッチンスペース。
「ここでいつか喫茶店をやりたい」また「夢」を語る様になりました。
その矢先、あの感染症が猛威を振るい始め、遊びに行く度に物置の様になっているそのスペースを見て、私は、あ~やっぱり難しいのかな、もう喫茶店の夢諦めたのかな~と思っていました。
その叔母から先日、連絡がありました。
「やっと喫茶店をオープンしたよ」
その報告と共に雑然としていたあのスペースに、珈琲デカンタが並べられている写真が送られてきました。
震える程嬉しかったです。そして、夢に向かって諦めなかった叔母、カッコイイって思いました。
次に帰省した際には、その海が見える喫茶店に足を運んで「おばちゃん、おにぎり作って!」と言ってみようと思います。
なんでも叔母のお店、メニューはあるけど食べたいものを作ってくれるんだそうです。叔母らしい(^^;
最後までお読み頂きありがとうございました。
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