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きもと社員Blog

木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

さくら、いろいろ

2019年04月22日

 4月11日の社長室のSKさんの『桜』の記事に便乗して…

制作部のことことです。

桜餅というと、みなさんはどのような形を思い浮かべるでしょうか。
大まかに言って、関東と関西で以下の二つの形態に分かれるようです。

関東…小麦粉で作った薄い生地で餡を巻く
関西…道明寺粉(もち米を水に浸した後に蒸し上げ乾燥したもの)を用いた生地で餡を包む

母親の実家が東京下町の向島にあった私は、「桜餅」といえば小麦粉で作った薄皮で餡を包み、桜の葉の塩漬けで巻いた『長命寺の桜餅』しか知りませんでした。
ちなみに岡山出身の後輩に聞いた所、彼女のご実家の方は道明寺系の桜餅だったとか。さらには石川出身の先輩はクレープ系だそう。

ネットで桜餅の画像を見ていると、形はともかく、さまざまな色をしている事に驚きます。
薄紅色をしたもの、白っぽいもの、桜の葉の色がうっすらついたもの…
桜餅=桜色(薄紅色)と思い込んでいた私は、軽くカルチャーショックを受けました。

でも考えたら、桜もいろいろな種類がありますよね。
染井吉野だけが桜じゃない。
妖艶な紅枝垂桜、淡黄色の鬱金桜、淡緑色の御衣黄……野生種や園芸種を合わせると600品種もあるとか。

これからの季節に楽しむことのできる、遅咲きの桜もあります。

さまざまな色の桜餅から、似た色合いの桜の花を想像するのも、花見の一つの形態として楽しいかもしれません。

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