
前年(2025年版)に続きご依頼いただいた株式会社松下産業様の2026年版カレンダー制作。
今回は前年以上に抽象度の高いテーマが提示され、完成イメージを言語化するところからプロジェクトがスタートしました。
松下社長に同行し、思いの詰まった場所を実際に訪れるなどリサーチを重ね、対話を通して想いの本質を整理。
コンセプト設計から撮影計画、制作進行まで一貫して伴走し、継続案件としての信頼に応えるカレンダーを完成させました。
今回のご依頼は、具体的なモチーフや完成像が明確に定まっていない、非常に抽象度の高い内容でした。
そこで松下社長に同行し、社長ご自身の思いが詰まった場所を実際に巡りながら、背景にある価値観や大切にされている視点を丁寧にヒアリング。
机上の打ち合わせだけでは得られない一次情報を重ねることで、言葉になりきらないイメージを少しずつ可視化していきました。
集めた情報をもとに、1冊のカレンダーとして成立させるためのコンセプトを設計。そのコンセプトに基づき、撮影場所の選定や構図の方向性を提案し、実制作へと進行しました。
継続案件だからこそ求められるクオリティと責任を意識しながら、企画から制作まで一貫したディレクションでプロジェクトを進めました。
撮影においては、天候や太陽光の向き、時間帯による表情の変化なども考慮し、カメラマンと密に連携。現地条件を踏まえた最適なタイミングを見極めながら、表現の完成度を高めていきました。
写真選定、色調補正等、細部まで妥協せずに積み上げることで、コンセプトがしっかりと伝わるビジュアルに仕上げています。

制作過程では複数回の提案と調整を重ねながら、お客様のご要望と表現の最適解をすり合わせていきました。課題を丁寧に整理し、構成・表現の両面から解決策を提示することで、最終的にご納得いただける形へと着地。お客様と同じ目線で考え、伴走しながら価値を形にする姿勢を、今回のプロジェクトでも実践しました。
また、前年同様に各月にはその場所に関する二次元コードを配置し、巻末には散策に適した「東京散策マップ」を設けるなど、カレンダーとしての役割にとどまらず、実際に街を歩いてもらう体験につながる工夫も施しています。




傍島利浩(株式会社プンクトゥム)
エコスリージャパン株式会社主催 Sublimaコンテスト2025-2026「ECO3賞」
※電話受付時間 9:00-17:00(土日祝除く)。
※電話・フォームともに、セールス目的での問い合わせはご遠慮ください。