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きもと社員Blog

木元省美堂の社員が様々な話題をお届けします!

小田原の海を眼下に眺めながら

2024年05月30日

お久しぶりです、ジャッキーです。
皆さんは、行ってみたいな~と思いを馳せている場所ってありますか?
私は4か月程前、その“場所”を訪れる機会に恵まれ、行って来ました。

その日は、太陽が燦燦と降り注ぎ、1月とは思えない温かい空気に包まれた日でした。
普段一人で電車で旅をすることなどほとんどないので、グリーン券を購入するだけで気持ちが高ぶり、海が見えて来た時には更に高ぶり、テンションが高いまま1時間半程電車に揺られ、その施設の最寄駅に到着しました。
最寄駅は「根府川駅」。無人駅です。無人駅というだけで更に気持ちが高ぶります。そこから無料送迎バスに乗り細い道をずんずんと進み、たどり着いた先に現れたのが『江之浦測候所』。
ここが、私がずーっと行ってみたいと思いを馳せていた場所です。

皆さんはこの場所をご存知でしょうか?
ご存知でない方は、この名前を聞いてどんな施設を思い浮かべるでしょうか?
「測候所」と聞いて気象観測の施設?と思われる方も多いと思います。
この場所は、アーティストであり建築家でもある杉本博司氏が小田原の江ノ浦に築いた、いわばアートと建築の集合体の様な場所です。新しさを感じつつも一見すると遺跡の様でもあり、ちょっとした異世界への入り口のような場所。HPには「主要用途:美術館・展示施設」とあります。
全体の施設は、 美術品鑑賞の為のギャラリー棟  、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などで構成。どれも趣があり思わず見入ってしまう作品ばかりで、あっという間に時間が過ぎました。

その中でも、冬至の朝、陽が一直線に差し込む線状にある「冬至光遥拝隧道(とうじこうようはいずいどう)」と、夏至の朝、陽が一直線に差し込む「夏至光遥拝100メートルギャラリー(げしこうようはい100メートルギャラリー)」が、その象徴的な施設と言えます。私が訪れた1月下旬は冬至が過ぎ春分の日を待つ間の時期でしたが、冬至と夏至の陽の光を想像しながら、その場所に立ち写真を撮りました。
先程、「測候所」と聞いて気象観測の施設と思われる方も多いのでは?と書きましたが、『江之浦測候所』はその名の通り、自然、天空を展望するための場所。まさに「測候所」なのです。

海からの風を受けながら一つ一つのアートを見て歩くだけで、時間が経つのを忘れてしまう空間です。
そしてアートの中に身を置きながら、自然の雄大さを感じられる場所でもあります。
もし訪れる機会があれば、是非事前に江之浦測候所のHPにある、【杉本博司 江之浦測候所インタビュー】を見てから行かれることをお勧めします。
更に深い楽しみ方が出来ると思います。
https://www.odawara-af.com/ja/enoura/

余談ですが、私は今「夏至光遥拝の会」の抽選結果を今か今かと待っています。
当選しているといいな…

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

冬至光遥拝隧道(とうじこうようはいずいどう)
夏至光遥拝100メートルギャラリー(げしこうようはい100メートルギャラリー)

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