媒体制作組版

組版とは、文字や図版などを用途に合わせて加工・配置し、紙面を構成することです。
長年、出版物の制作に携わってきた私たちの経験と技術を活かした美しい組版をご提供します。

組版の詳細木元省美堂の組版体制

出版物組版

組版とは、文字や図版などを用途に合わせて加工・配置し、紙面を構成する作業のことをいいます。
本来は活版印刷の用語ですが、現在はコンピューター上で行うDTP組版が主流です。
私たちも、MacやWindows機器を使用したDTP組版に長年取り組んでおり、学習参考書、医学系専門書、地図帳、情報誌、定期刊行物、美術書など、様々な出版物の組版実績があります。

組版

アプリケーション

組版作業は、Adobe社が提供するアプリケーションであるInDesignを主に使用し、作業効率を高める仕組みの構築に力を入れています。

500書体以上のフォント

フォントにこだわりたいお客様のためにモリサワ、フォントワークスのフォントラインナップをはじめとした500書体以上のフォントを備えていますのでデザインに合ったフォントをご提案します。
フォントに関しての詳細は、「対応フォント」ページをご覧ください。

木元省美堂のこだわり多ページの組版を見越した構造をデザインする

組版は、書籍や雑誌のようなページ数が多い読み物の紙面を構成する作業です。
ページ数が多いということは制作するページ数も多く、校正や修正作業にも時間と手間がかかります。
納期を守るためには、時間と手間を考慮した効率的で正確な制作進行が求められるため、制作初期段階に如何に多ページの組版を見越した構造をデザインできるかが重要になります。
このような構造のデザインに私たちはこだわりを持っています。

多ページの組版を見越した構造のデザイン

「多ページの組版を見越した構造のデザイン」とは、効率化の仕組みを構築することにほかなりません。
私たちは、制作の初期段階となるデザイン(見本組)作業時にビジュアルデザインと並行して効率化の仕組みの構築に時間をかけます。
この段階でしっかりと効率化の仕組みを構築することで、組版作業の効率が飛躍的に高まります。

1.ビジュアルデザインの検討

デザイン(見本組)作業では、お客様から入稿いただいた原稿やダミーテキストをもとにAdobe InDesignを使用して紙面のビジュアルデザイン案を作成します。
本文ページ4ページ程度を基本として紙面全体と本文ページを構成するパーツのビジュアルデザインを検討します。

構成するパーツに関しては、できる限りすべてのパーツをデザインし、お客様とデザインの合意を得ます。
パーツのデザイン漏れがあると、効率化の仕組みの構築が中途半端な状態になってしまい、結果的に組版(本制作)効率を落としてしまうからです。

※当社では、デザイン(見本組)の方向性が固まらない限り、組版(本制作)作業に移行することはありません。効率化のために必要な条件ですので、予めご了承ください。

デザイン(見本組)の仕様とイメージ
  • 仕様:本文ページ4ページ程度
  • パーツ:章見出し、大見出し、小見出し、本文、図とキャプション、ページ番号、柱、コラム欄、注釈、章毎のカラーバリエーションなど
紙面のビジュアルデザイン案の作成イメージ

紙面のビジュアルデザイン案の作成イメージ

2.効率化の仕組みの構築

効率化の仕組みの構築は、Adobe InDesignのスタイル機能を利用します。
ビジュアルを表現するための構成要素(フォント、文字サイズ、行送り、装飾設定など)を設定し、パーツ毎にスタイルを定義していきます。
スタイル機能を利用することで以下のような効率化が可能になります。

構成要素の設定の手間を削減

流し込んだテキストデータにスタイルを適用することで、段落の装飾やフォント、文字サイズ、行送りなどの設定が一瞬で反映されます。
該当するテキストに構成要素をひとつひとつ設定する必要がないため、設定の手間を削減できます。

修正漏れを防ぐ

例えば見出しの装飾に修正が入った場合、すべてのページの該当する見出しに修正内容を手作業で反映させるのは手間がかかるだけでなく、見落としによる修正漏れが発生する可能性が高いです。
一方、スタイルを適用しておけば、該当する見出しのスタイルの設定を変更するだけですべてページの該当する見出しに修正内容が反映されるため、修正漏れを防ぐことが可能になります。

木元省美堂のこだわり組版品質を高める私たちのこだわり

社内校正による修正漏れの防止

組版品質の管理の一環として、お客様に校正ゲラ(校正用にデータを出力した紙またはデータ)を提出する前に社内校正を実施しています。
社内校正とは、作業担当者以外にゲラを校正してもらい、誤字脱字やズレなどを確認する作業になります。現在は、ディスプレイ上でデータを照らし合わせて差分を検知するデジタル校正も活用しています。
社内校正は、お客様の校正作業の手間や修正作業の手間を減らし、制作作業を円滑に進めることを目的としています。

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