4コママンガ

なんでもアウトライン化すればいいわけじゃないんだね…

IllustratorとInDesignでは似ている機能が多いけど、
「アウトライン」は使い途が違うんだよ。

InDesignのアウトライン機能は、文字をデザイン要素として使うためにパスを抜いたり変形させたりするためにあるんだ…

文字に付けた段落境界線の装飾や、テキストフレームの色も選択の仕方によってはなくなってしまうよ。

全選択して一括でアウトライン取ったらいろんなものが消えちゃったのはそのせいなんだね…

「アウトライン」という機能があるからIllustratorと同様に考える人もいるけど…
InDesignでのアウトライン化はリスクしかない！！
これは声を大にしていいたいね。

正しい知識を身に付けて、しっかり使い分けしていかなきゃね！

そうだね！
ちなみに、InDesignで制作した場合はアウトラインをとらずにどうやって印刷用データを作るかなんだけど…

そこだね！
フォントが置き換わったりしたら大変！

InDesignからは「フォントを埋め込んだPDF」を書き出すのが正解だよ。
PDFにもいろいろな種類があるから、どのPDFで書き出せばいいかを事前に確認しよう！

了解！

印刷会社によってはPDFを受け付けていないところもあるし、絶対アウトライン化してほしいってところもあるんだ。
作り終わってから納品する形式に合わせるのは難しいこともあるから、まずは納品形態を確認してから、どのアプリケーションを使うかを考えると安心だよ！