2020.10.29
Cくん
ふー!!!
雑誌ってまとめて持つと重いね〜!
片付けも大変だ…
本当だよ〜
紙って1枚だとあんなに軽いのに…
Mくん
Kくん
紙の厚みは重さでわかるんだよ…
厚みなのに重さってどういうこと?
Mくん
Kくん
紙の厚みは「原紙1連あたりの重さ」で表すんだよ。
印刷会社で扱う紙は洋紙(薄くてやわらかい紙)なら1000枚、板紙(ボール紙と呼ばれるような厚い紙)なら100枚という単位で入ってくるんだけど、それを「連(れん)」というんだ。
洋紙1500枚なら1.5連、2000枚なら2連だね。
同じ1000枚でも薄い紙より厚い紙の方が重くなるから、
1連あたりの重さを厚みの目安にするってわけ。
じゃあその「原紙1連あたり」ってどういうこと?
Cくん
Kくん
「原紙」っていうのは紙の規格のこと。
「A列本版」「B列本版」「AB版」「四六判」「菊判」「ハトロン判」があって、A4など小さいサイズに切る前の状態だよ。
印刷ではこれを使うんだ。
同じ大きさなら55kgの紙より180kgの紙の方が重い、つまり180kgの方が厚い紙ってわかるよね。
大きさが違う1000枚を比べても意味ないからね…
なるほど!
同じ原紙サイズで1連あたりの重さが重い方が厚い紙ってことだね。
Mくん
Kくん
その通り!
ちなみにコピー用紙はだいたい四六判70kgくらいかな。
郵便ハガキは四六判180kgくらいだよ。
厚みで用途や使い勝手も変わってくるね。
紙っておもしろいよね〜!