4コママンガ

ああ〜もう花粉って本当に嫌だよね…
はっくしょん！！！

本当に…
ぼくは草系がダメだから5〜6月が辛いよ…

印刷では印刷機の排紙部で花粉より小さな粒子のパウダーを均一に吹き付けているんだよ〜！

（なんか花粉と張り合ってる…）
そのパウダーを吹き付けるとどうなるの？

説明しよう！

前（第21回参照）にも説明した通り、印刷機の排紙部では刷り終わった紙がどんどん重なって積まれていくんだけど、そのときはまだインキが完全に乾いていないんだ…
だから、ただ重ねただけだとインキが上に重なる紙に付着する「裏移り」を起こしたり、紙同士がくっついて離れない「ブロッキング」を起こしたりしちゃうんだよ。

それを防止するためにパウダーを吹き付けているんだ。

パウダーがインキと紙の間に入って隙間を作るんだね！

その通り！

ただ使いすぎも別の問題や事故につながるし、メンテナンスもしっかりしないとこれもまた事故につながっちゃうんだよね…
パウダーを扱うにはいろいろ考えなきゃいけないことがあるんだ。
最近ではパウダーレスインキっていうのがあったり、そもそもパウダーがいらないUV印刷もあるんだけどね。

お互い小さな粒子には苦労させられますね…
（ってあれ、Kくん花粉症なんじゃ…）