情報設計デザイン提案

コンテンツ企画とビジュアルデザイン案を同時に提供するデザイン提案で、イメージしにくい企画提案工程の不安を軽減します。

概要デザイン提案とは?

デザイン提案とは、媒体に掲載する情報のコンセプトやストーリー、文章などの「コンテンツ企画」と、媒体の「ビジュアルデザイン案」を同時に提供する提案手法です。
当社は、企画からのご依頼に対してデザイン提案を取り入れることで、企画提案工程のわかりやすさを追求しています。

デザイン提案の狙い

当社のお客様はパンフレットやカタログ、Webサイトといったカタチある媒体を求めてサービスをご利用になりますが、企画書のようなテキストベースでプランをまとめた資料だけでご提案してもカタチまではイメージしにくく、企画の良し悪しの判断が難しくなってしまうことがありました。

この問題を解消するために取り入れた手法がデザイン提案です。
デザイン提案では、コンテンツ企画と合わせてビジュアルデザイン案を提供し、具体的なカタチ(ご依頼いただいた媒体)を見ながらコンテンツ(コピーや文章など)の良し悪しをご判断いただけることで、イメージしにくい企画提案工程の不安を軽減することを狙いとしています。

デザイン提案のメリット

コンテンツ企画とビジュアルデザイン案を提供することで、イメージしにくい企画提案工程の不安を軽減すると述べましたが具体的に解説します。

コンテンツ企画だけの場合

コンテンツ企画とは、媒体に掲載する情報のコンセプトやストーリーから、キャッチコピーや文章といった情報の中身の企画のことです。
コンテンツ企画の提案は、主にテキストで構成された企画書を用いますが、企画の理解は可能でも、媒体の具体的なイメージを把握することはできません。
そのため、

  • 媒体のビジュアルデザインが後回しになり、企画とマッチするかイメージしにくい
  • 正しい方向に進んでいるか不安である
  • 社内プレゼンでうまく説明できない

といった問題が生じる可能性があり、情報設計工程の進行の遅れにもつながります。

企画書だけの場合を表すイメージ

デザイン提案の場合

一方、デザイン提案では「コンテンツ企画」と合わせて「ビジュアルデザイン案」を提供するので、企画の意図と媒体の完成イメージを同時に把握することができます。
その結果、

  • 早い段階から最終製品のイメージをお客様と共有できる
  • 企画書だけではイメージしにくいコンテンツ企画内容と、ビジュアルデザインの整合性を判断しやすい
  • 社内プレゼンがスムーズに行える
  • 「もっとこうしたい」というアイデアが出しやすい

といったメリットがあり、情報設計工程のスムーズな進行が可能になります。

デザイン提案の場合を表すイメージ

デザイン提案を取り入れた理由について詳しく述べた記事をご用意しています。
ご興味のある方は、「わたしたちが取り組む「デザイン提案」について」をご覧ください。

詳細デザイン提案までの流れと検討内容

デザイン提案では、完成形に近いカタチのビジュアルデザイン案と提案資料を使用して、プレゼンテーションを実施しますが、この提案までにどのようなことを検討し、企画やデザイン案としてまとめあげているかを簡単な流れと共に解説します。

デザイン提案までの流れ

当社のサービスは「1.発信戦略立案」「2.情報設計」「3.媒体制作」という3段階で構成されており、サービス毎に適用される階層が異なります。
デザイン提案は、制作媒体に掲載されるコンテンツやデザインを設計する「2.情報設計」階層に含まれる工程です。
「情報設計」階層は、以下の図のような流れで進行します。

情報設計工程のフロー(※上記の工程が一部含まれないサービスもあります)

情報設計工程のフロー(※上記の工程が一部含まれないサービスもあります)

「情報設計」階層の検討内容

上記で「情報設計」階層の進行の流れを示しましたが、各工程で検討される内容について解説します。

1.顧客理解フローの検討内容

顧客理解フローは、クライアントであるお客様とエンドユーザー様両者の理解を深めることで、納得感のあるコンテンツを設計する事を目的にヒアリングや分析などに取り組む工程です。
「顧客ヒアリング」「調査・分析」「顧客理解のための情報整理」の3項目から成り立っています。

顧客ヒアリング

「顧客ヒアリング」は、プロジェクトの始めに実施します。
具体的には、以下の項目についてヒアリングを行い、クライアントの現状を把握していきます。

  • 依頼の理由・目的・課題の把握
  • ビジネス戦略の把握
  • 所属業界の把握
  • 競合会社の把握
調査・分析

「調査・分析」では、以下の項目について当社で独自に調査・分析を行うことでクライアントの状況をさらに深く把握します。

  • 業界調査
  • 既存ツールの分析
  • 競合分析
顧客理解のための情報整理

「顧客理解のための情報整理」では、得られた情報をマーケティングフレームワークなどを活用して整理・分析・構造化し、クライアントとだけでなく、エンドユーザーへの理解も深めていきます。

  • 顧客戦略の整理
  • 商材戦略の整理
顧客理解のための情報整理を表すイラスト

2.設計フローの検討内容

設計フローは、顧客理解フローで得られた情報をもとに、具体的なコンテンツを設計し、それらのコンテンツがユーザーに正しく伝わるようビジュアルデザインを設計します。
ここで練られたコンテンツとビジュアルデザインをデザイン提案という手法でクライアントに提案し、媒体のコンテンツとデザインの方向性を示します。
設計フローは、「コンテンツ設計」「デザイン設計」「デザイン提案」の3項目から成り立っています。

コンテンツ設計

「コンテンツ設計」は、「1.メッセージ・コンテンツ戦略」と「2.コンテンツ内容の検討」で構成されています。

「1.メッセージ・コンテンツ戦略」では、コンセプト設計やストーリー設計、コンテンツの企画を行い掲載するメッセージ・コンテンツの方向性を明確化します。

「2.コンテンツ内容の検討」では、コンテンツの構成を検討し、その構成を元にコンテンツの内容を執筆します。

コンテンツ設計を表すイラスト
デザイン設計

「デザイン設計」は、「1.デザインコンセプト定義」「2.コンテンツ構成素材の検討」「3.ビジュアルデザイン設計」の3項目から成り立っています。

「1.デザインコンセプト定義」では、抽出したイメージキーワードからビジュアルイメージを検討し、デザインコンセプトを定義します。

「2.コンテンツ構成素材の検討」では、画像選定やイラストラフの作成、ロゴデータの調整などデザインに必要な素材を検討・作成します。

「3.ビジュアルデザイン設計」では、定義したデザインコンセプトに沿って、ビジュアルデザインを設計します。

設計案の作成には、コンテンツ設計で作成した文章素材や素材検討で作成した画像・イラスト素材を使用します。

デザイン設計を表すイラスト
デザイン提案

情報設計の最終工程としてデザイン提案を行います。
媒体の完成形に近いカタチのビジュアルデザイン案と、設計内容(企画)やデザイン意図などをまとめた情報設計提案書を作成し、プレゼンテーション形式でお客様にご提案します。

提出したデザイン提案資料

情報設計提案書の例

関連するサービスデザイン提案工程を含むサービス

情報発信に必要な
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